
県央医師会応急診療所の現況報告会=三条市横町2
新潟県央地域の4医師会は、有志の医師が交代で診療に当たる「県央医師会応急診療所」(三条市興野1)から、3月1日に開院した済生会新潟県央基幹病院(同市上須頃)への患者の転送状況をまとめた。6月30日までの4カ月間では、翌日以降の紹介患者も含めて41人だった。
7月上旬、4医師会が三条市横町2の料亭で開いた応急診療所の現況報告会で説明した。所長を務める三条市医師会の田中吉明会長は「多くの患者を受け入れていただき、患者の転送時間も短縮した」と、県央基幹病院開院による効果を語った。
開院に伴う医療再編に合わせ、県央地域では「断らない救急」(ER救急)に向け、搬送患者の95%を圏域内で受け入れることを...
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