
東京電力柏崎刈羽原発の7号機建屋
新潟県の花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を遅くとも次の知事選までに判断すると一部の首長に伝えたことについて、桜井雅浩柏崎市長は8月23日、「時間軸が違う。ありえない」と批判し、早期に判断するよう求めた。
地域医療に関する要望で花角知事と県庁で面会後、報道陣に述べた。
桜井市長は、花角知事が再稼働議論を始める条件とした東電福島第1原発事故を巡る県の「三つの検証」が2023年に終了し、「議論が進んでいる」と指摘。一方で花角知事が自らの判断に対し、県民の意思を確認するとしている具体的な方法について「出直し選挙なのか、県民投票なのか、県議会に諮るのか、ずっと答えがない」と不満を述べた...
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