全国原子力立地市町村商工団体協議会のメンバーは9月18日、経済産業省で岩田和親副大臣と面会した。協議会の西川正男会長(新潟県・柏崎商工会議所会頭)が要望書を手渡し、原発の積極的活用や立地地域の経済振興などを求めた。

 西川会長は面会の冒頭、「原子力施設の再稼働にはさまざまな課題があり、解決が早急に求められている」と、立地地域の地元理解に向けた対応などを要請したほか、地域の経済振興へ期待を述べた。

 岩田副大臣は新規制基準を満たした原発の再稼働に取り組むとする国の方針を説明した上で、「立地地域の思いを受け止め、振興を進めたい」と応じた。その後は非公開。協議会はほぼ毎年、同様の申し入れを行っている。...

残り101文字(全文:300文字)