古里の福島県南相馬市で暮らしたころを振り返りながら講演する新大名誉教授の内藤眞さん=南相馬市の高平小学校
古里の福島県南相馬市で暮らしたころを振り返りながら講演する新大名誉教授の内藤眞さん=南相馬市の高平小学校

 東京電力福島第1原発事故から11日で15年となる。原発から放出された放射性物質は、原発が立地する福島県の浜通り地方にとどまらず、広範囲に飛散した。目に見えない放射性物質は、住民に避難を強いた。長きにわたり暮らしを支えた農地を汚した。そのような状況に陥った被災地を、事故後から支えた新潟大学の教員と学生がいる。自発的に支援に動いた新大関係者の動きを基に、原発事故の被災地支援の在り方と教訓を考える。(3回続きの1)

 「良い仲間を持ち、自分の好きなことを見つけて、社会のため、ふるさとのために頑張って」

 太平洋に面した福島県南相馬市。海岸から約3キロに立つ高平小学校で昨年11月、新潟大名誉教授の内藤眞...

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