
野菜ソムリエサミットで最高金賞などを獲得した志田泰さん=新潟市江南区江口
新潟市江南区江口の「さんぽ農園」が生産するミニトマトが、野菜や果物とその加工品の品評会「野菜ソムリエサミット」(日本野菜ソムリエ協会主催)で最高金賞を獲得した。農園はバターナッツカボチャとナスも出品してそれぞれ金賞、銀賞に選ばれた。農園を運営する志田泰(たい)さん(47)は「周囲の支えで受賞できた」と喜んでいる。
「さんぽ農園」は、新潟県内の農機具販売店や農業法人で勤務した志田さんが、自分の農地を持ちたいと2023年に立ち上げ、1人で運営している。農薬と化学肥料を使わない「有機栽培」で10種類ほどの野菜を作り、新潟市内のスーパーなどで販売している。
野菜ソムリエサミットへの出品を決めたのは、プロの評価を知り、成長につなげたいと思ったのがきっかけだ。サミットは季節ごとに旬の野菜を評価しようと毎月開かれており、志田さんは今年8月にミニトマトとナス、9月にバターナッツカボチャをいずれも初出品し、全て賞を獲得...
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