
ウイスキーのたるで熟成させた豆と抽出したコーヒー=新潟市中央区の鈴木コーヒー
コーヒーの加工販売を手がける鈴木コーヒー(新潟市中央区)は、ウイスキーのたるで熟成させた「バレルエイジドコーヒー」を発売した。鈴木コーヒーは「フルーティで芳醇な香りを感じてほしい」としている。
新潟小規模蒸溜所(新潟市江南区)が運営する「新潟亀田蒸溜所」からたるの提供を受けた。たるは元々アメリカンオークのバーボンのたるで、自社のウイスキーの熟成に使っていた。
鈴木コーヒーはこのたるにブラジル産の生豆を直接入れ、昨秋から熟成期間を試行。2週間から1カ月の熟成で焙煎(ばいせん)しても香りが落ちなかったことから、商品化にこぎ着けた。
鈴木コーヒーはこれまで雪室などで熟成させたコーヒーを送り出してき...
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