農林水産省北陸農政局は12月10日、新潟県の2024年産米の作況指数(平年=100)が「やや不良」の98で確定したと発表した。「やや不良」は、猛暑と渇水により全国最低の95となった23年産に続き2年連続。5月下旬から6月上旬にかけて気温が平年を下回り、もみの数がやや少なくなったことや、コシヒカリを中心に倒伏した影響があったとみられる。

 作況指数は、水田10アール当たりの収量を平年値と比較して数値化したもの。新潟県の数値は10月25日時点の前回調査と変わらなかった。

 地域別の作況指数も10月25日時点と変わらず下越は97、佐渡は95で「やや不良」、中越は99、上越は101で「平年並み」だった。...

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