
新潟県長岡市は12月24日、長岡市トキ分散飼育センター(長岡市寺泊夏戸)で飼育していた20歳の雄のトキ1羽が死んだと発表した。市環境政策課によると、外傷はなく、死因は不明。鳥インフルエンザの簡易検査は陰性だった。
23日の昼、屋外の水飲み場で動けなくなっているのに、飼育員が気付き、保温室に移していた。24日朝に保温室の監視カメラの映像を確認したところ、死んでいた。
死んだトキは、トキ分散飼育センターに併設する観覧施設「トキみ〜て」の開館に合わせて佐渡から移送され、2018年8月から一般公開してきたが、歩行に支障が出てきたことから、23年12月から公開を取りやめていた。
センターで飼育している...
残り11文字(全文:311文字)