羽を広げて飛ぶ優優(佐渡トキ保護センター提供)
羽を広げて飛ぶ優優(佐渡トキ保護センター提供)

 環境省は26日、国内初の人工ふ化で誕生した雄のトキ、優優(ユウユウ)が24日に佐渡市新穂長畝の佐渡トキ保護センターで死んだと発表した。26歳だった。人間だと80歳以上に相当するという。死因は調査中。

 環境省によると、21日までは普段と変わらず十分な食欲があったが、23日朝になって飼育担当者が近づいても動かなくなった。強制給餌を始めたが、24日に死んだことが確認された。高病原性鳥インフルエンザの簡易検査は陰性だった。

 優優は...

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