
県民投票の実施に向け全県で行われてきた署名活動=10月、新潟市中央区
新潟県の市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」が、県民投票条例制定に向けて県内全域で行ってきた2カ月間の署名活動は、一部自治体を除き、12月28日に終了した。決める会によると27日時点で約10万筆が集まっており、直接請求に必要な有効署名数をクリアするのは確実とみられる。2025年3月にも請求する見込みで、今後は花角英世知事がどのような意見を付け、県議会に条例案を提出するのかが焦点となる。
条例制定を花角知事に直接請求するには、...
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