東京電力柏崎刈羽原発の再稼働反対などを訴える市民団体のメンバーら=3月11日、新潟市中央区
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働反対などを訴える市民団体のメンバーら=3月11日、新潟市中央区

 2011年の東京電力福島第1原発事故から14年となったのに合わせ、反原発を掲げる市民団体などが3月11日、東電柏崎刈羽原発の再稼働反対を新潟県内各地の街頭でアピールした。同原発再稼働の是非について県民が意思表示できるよう、県民投票の実現を訴えた。

 県内外の約20団体でつくる「なくそテ原発・柏崎大集会」実行委員会が呼びかけた。新潟市や柏崎市など、県内9カ所で実施した。

 新潟市中央区の古町十字路では約30人が街頭に立った。メンバーがマイクを握り、原発の活用を進める国に対し「甚大な被害をもたらした福島事故を忘れているのではないか」と批判。県民投票条例の制定に向けては、花角英世知事に直接請求するため...

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