
花角英世知事
東京電力福島第1原発事故2011年3月11日に発生した東日本大震災の地震と津波で、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の6基のうち1~5号機で全交流電源が喪失し、1~3号機で炉心溶融(メルトダウン)が起きた。1、3、4号機は水素爆発し、大量の放射性物質が放出された。に伴う除染土の最終処分場について、花角英世新潟県知事は3月24日の定例記者会見で「東電柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。とどう向き合うかという大きな課題を抱えている中にあって、除染土の受け入れは考えにくい」との認識を示した。
福島県内の除染で出た土などの廃棄物は同県大熊、双葉両町にまたがる中間貯蔵施設で保管されている。20年後の2045年3月までに福島県外で最終処分することが法律で定められているが、受け入れ先は見つかっていない。
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