ビニールハウス内に並ぶ発芽した苗=4月4日、新潟市西蒲区
ビニールハウス内に並ぶ発芽した苗=4月4日、新潟市西蒲区
自動で土入れから播種まで行う苗作り=4月4日、新潟市西蒲区

 JA新潟かがやき潟東育苗センター(新潟市西蒲区)で、コメ農家から委託を受けた苗作りが行われている。全国的にコメの品薄が懸念される中、「今年こそ豊作に」との願いを込め作業が続く。

 4日、センターで行われた作業では、専用の機械で苗箱に次々に土が入れられ、播種(はしゅ)。室温30度で高湿度に保たれた発芽室に次々運ばれていった。2日程度で発芽し、ビニールハウスに移して25日ほどで農家に引き渡される。

 同センターは今年約100戸の生産者から委託を受けた。人手不足や、資材高騰で育苗に使うビニールハウスの建て替えをやめた農家から依頼されるケースも少なくないという。

 県内は2023、24年と作況が2年連続で...

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