
縫製工場の名残を感じる事務所で語る川﨑雄介さん。設計は2階で行っている=新潟市中央区
板張りの外壁に畳敷きのリビング、庭を臨む縁側。1級建築士の川﨑雄介さん(48)=新潟市西区=が設計する新築住宅には、大正・昭和時代を思わせる、レトロな雰囲気が漂う。
長野市出身。新潟大工学部で建築を学び、住宅メーカーなどを経て2014年、新潟市中央区に1級建築士事務所「カワサキジムショ」を開いた。
伝統的な木造住宅の構造や内装を取り入れ、耐震や断熱などの機能性は徹底的に追求。昔ながらの住宅の良さと、現代の技術を組み合わせた、快適な住まいを提案している。
きっかけは...
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