
東京電力柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。の再稼働東京電力福島第1原発事故を踏まえ、国は原発の新規制基準をつくり、原子力規制委員会が原発の重大事故対策などを審査する。基準に適合していれば合格証に当たる審査書を決定し、再稼働の条件が整う。法律上の根拠はないが、地元の自治体の同意も再稼働に必要とされる。新潟県、柏崎市、刈羽村は県と立地2市村が「同意」する地元の範囲だとしている。を巡る県民投票について、県議会で議論する臨時会が16日に始まります。条例の制定や直接請求を読みトキます。
Q 直接請求って何?
A 一定数の署名を集め、住民が首長などに対応を求めることです。条例の制定や改廃、議会の解散などを求めることができます。これらは住民自らが議会などへ提案することはできません。直接請求は、請求内容によって必要な署名数や請求先が違います。
Q 条例制定の直接請求があったらどうなるの?...
残り305文字(全文:520文字)