
長岡市で今季初めて生まれたトキのひな(長岡市提供)
長岡市寺泊夏戸の市トキ分散飼育センターで13日午前8時過ぎ、ひな1羽が誕生しているのが確認された。今季初の誕生で、同日午後にはもう1羽が生まれた。センターで生まれたひなは通算68羽となった。
長岡市が14日、発表した。1羽目のひなは52・9グラムで、9歳の雄と3歳の雌のペアの子。無精卵の可能性があったため、12日にふ卵器に入れて見守っていた。2羽目も同じペアの卵から生まれ、体重は不明。現在は2羽とも非公開ケージで親が育てている。
センターでは14日現在、ほかの2ペアを含む3ペアが計8個を抱卵する。うち1ペアは公開ケージで飼育され、来館者が抱卵の様子を見ることができる。
センターの小林雅博職長...
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