出荷が本格化しているJA魚沼のアスパラガス=3日、津南町赤沢
出荷が本格化しているJA魚沼のアスパラガス=3日、津南町赤沢

 津南町や十日町市でアスパラガスの出荷が本格化している。今年は雪解けが遅かった影響で、収穫が平年より2週間程度遅れているが、JA魚沼によると、出来はいいという。

 JA魚沼によると、魚沼市と長岡市川口地域を含め、管内では約100人の生産者が約30ヘクタールでアスパラガスを生産しており、今年は約90トンの出荷を見込んでいる。雪解け水を十分に含んでいるため、根元の部分まで甘く柔らかいのが特長だという。出荷は7月上旬まで続く。

 津南町赤沢の赤沢野菜集出荷場では3日、朝に農家が持ち込んだアスパラガスの長さを機械でそろえ、太さや穂先の状態などで選別する作業が行われていた。真空冷却装置があり、鮮度を保つため...

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