廃棄予定だったトマトを収穫する新潟大の学生たち=新潟市北区下早通
廃棄予定だったトマトを収穫する新潟大の学生たち=新潟市北区下早通

 規格外のトマトを有効活用するため、新潟市北区木崎の曽我農園が今夏、「トマトシェアリング・プロジェクト」を企画した。福祉施設の利用者や大学生に無償で収穫してもらい、使い道も任せた。これまで廃棄していたトマトを無駄なく生かす取り組みの評判は上々で、農園では来年以降も続けていく考えだ。

 曽我農園では年間70トンほどのトマトを育てている。これまでは出荷時期を過ぎたビニールハウスに、熟しすぎたものや、割れたり緑色のままだったりしたものが大量に残されていた。...

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