
戦争体験者や被爆3世が平和の尊さを強調した座談会=31日、柏崎市
柏崎市と出雲崎町の戦争体験者と、柏崎市に住む広島原爆の被爆3世による座談会が31日、柏崎市の市産業文化会館で開かれた。3人は戦争体験を継承する努力が必要であると訴え、現在の平和が尊いことを強調した。
8月15日で終戦から80年を迎えるのを前に、新潟日報社が企画した。東京大空襲で母親が犠牲になった清水泰子(ひろこ)さん(85)=柏崎市=、出征した父を亡くした棚橋二三男さん(83)=出雲崎町=、広島市出身の被爆3世で、母親の胎内で被爆した人の証言集を英訳した貞岩しずくさん(25)=柏崎市=が出席し、戦争や平和への思いを語った。
清水さんは「東京大空襲が起きた3月になると、拒絶反応なのか、体調が悪...
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