
県内で2024年に新たに農業を始めた人は236人で、前年に比べて54人少なかったことが14日までに県のまとめで分かった。親元での就農が前年のおよそ半分にまで減り、県が目標とする年間280人を下回った。県は他産業が人手不足によって雇用を拡大したり、賃金を上げたりしたことなどが影響したとみている。
調査は新たに農業に従事した15〜44歳(16年以前は15〜42歳)が対象。近年は260〜290人台で推移しており、24年の236人は過去10年では最も少なかった。...
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