
新潟市の市立中学校で昨年10月、当時1年の男子生徒が同級生にいすを引かれて転倒し負傷した問題で、市教育委員会の第三者委員会は、いじめの「重大事態」として事実関係の調査を始めた。生徒は骨盤の中心にある仙骨の骨折と診断されている。市の施設で12日、生徒の母親らへの聞き取りが非公開で行われた。
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母親によると、生徒は今も尻の痛みや走れないなど不調が心身両面で続き、ほとんど登校できていないという。重大事態は法律に規定され、いじめで心身などに重い被害が出たり、相当期間の欠席を余儀な...
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