
自然薯の生育具合を確認した試し掘り=上越市吉川区
自然薯(じねんじょ)の本格的な収穫を前に、生育具合を確かめる試し掘りが上越市吉川区中谷内で行われた。JAえちご上越の自然薯部会の生産者約30人が参加し、長さや重さなどを確認した。
上越地域の自然薯は11月初旬から12月初旬まで、吉川区や大島区、清里区、谷浜・桑取地区を中心に収穫され、毎年約2〜3トンを出荷している。
試し掘りは今月6日に行われ、約30本を掘り起こし、1本ずつ出来を調べた。半分ほどが長さ約50〜60センチで、残りは約80センチでいずれも平年より短めだった。春先の低温に加え、6月下旬からの渇水や猛暑などが影響し、収量も平年より少なくなりそうだという。
自然薯部会の髙橋三登一部長(74)は「...
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