
柏崎刈羽原発
花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認する判断を示し、議論の場は県議会に移った。「太陽光、風力による発電は不安定」「原発が動けば地域経済に好影響をもたらす」-。県の公聴会や国の説明会などでは、再稼働を進める立場や賛成する人々からこうした言説がたびたび語られたが、広く新たな知見を反映した内容と言えるのだろうか。とりわけ目立った四つの論点を点検する。(4回続きの3)
<2>再生可能エネルギーは「頼りない」?欧州は柔軟性高め対応…主要電源へ“発想の転換”を
「電力需要は今後、大幅に増える。柏崎刈羽原発は欠かせない」。東京電力の小早川智明社長は10月、参考人招致された県議会の場で、再稼働の意...
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