健康教室のリハーサルに励む新潟大のボランティアサークル「ささだんご」のメンバー=2月、新潟市中央区
健康教室のリハーサルに励む新潟大のボランティアサークル「ささだんご」のメンバー=2月、新潟市中央区

 東京電力福島第1原発事故から11日で15年となる。原発から放出された放射性物質は、原発が立地する福島県の浜通り地方にとどまらず、広範囲に飛散した。目に見えない放射性物質は、住民に避難を強いた。長きにわたり暮らしを支えた農地を汚した。そのような状況に陥った被災地を、事故後から支えた新潟大学の教員と学生がいる。自発的に支援に動いた新大関係者の動きを基に、原発事故の被災地支援の在り方と教訓を考える。(3回続きの3)

<中>農家と研究者が共同で水田調査、「自信持ってコメを作りなさい」住民の悩みに耳傾け励まし

 「元気よく歌いながら動こう」「この説明で伝わるかな」

 2月中旬、新潟市中央区の新潟大医学部の一...

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