12月定例会の閉会後、自民県議団へのあいさつを終えて引き上げる花角英世知事=22日、県議会
12月定例会の閉会後、自民県議団へのあいさつを終えて引き上げる花角英世知事=22日、県議会

 東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働容認を表明した花角英世知事が自らの信任、不信任を懸けた県議会12月定例会が22日、閉会した。最大会派の自民党県議団が「知事の職務を続けていくことについて『是』という意思を表明する」との付帯決議案を提案し賛成多数で可決された。野党会派はこの手続きを集中的に批判したが、県民の不安を払拭するような議論は少なかった。今後は、花角知事が来年の知事選に出て県民の審判を受けるかどうかが焦点となる。

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