FIFAの総会で話すインファンティノ会長=4月、バンクーバー(AP=共同)
 FIFAの総会で話すインファンティノ会長=4月、バンクーバー(AP=共同)
 サッカーW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会で、トランプ米大統領(右)と自撮りするFIFAのインファンティノ会長=2025年12月、米ワシントン(共同)
 サッカーW杯北中米3カ国大会の組み合わせ抽選会で、トランプ米大統領(左)の「平和賞」受賞を発表するFIFAのインファンティノ会長=2025年12月、米ワシントン(共同)
 イランのW杯参加を巡る経過

 米国、カナダ、メキシコで共催されるサッカーのワールドカップ(W杯)は、6月11日の開幕まで1カ月。出場権を得たイランは米国との軍事的緊張が解けない。国際サッカー連盟(FIFA)はイランの参加を強調するが、米トランプ政権に振り回され、従属的との批判もある。

 ▽総会欠席

 4月末、カナダのバンクーバーでのFIFA総会でインファンティノ会長が宣言した。「イランはW杯に出場する。もちろん、米国で試合をする」。ただ、肝心のイラン代表団は211の加盟協会で唯一の欠席。会場にまばらな拍手が起き、空虚な雰囲気に包まれた。

 ロイター通信によると、イラン連盟のタジ会長はカナダがテロ組織に指定するイラン革命防衛隊の元隊員...

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