商品を持つサンコーの新村孝司さん=東京都千代田区
 商品を持つサンコーの新村孝司さん=東京都千代田区
 サンコーの「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」
 取材に応じるサンコーの新村孝司さん=東京都千代田区

 サンコー(東京)の「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」が人気だ。0・5合分のお米が最短14分で炊ける早さが支持され、2019年の発売から累計約17万台を売った。容量は最大1合で価格は7480円。おいしいご飯へのこだわりが開発の土台になった。(共同通信=浜谷栄彦記者)

 「原型は中国メーカーから輸入していた1人用の炊飯器でした」と開発したサンコーの新村孝司(にいむら・こうじ)さん。電気で発生させた水蒸気でご飯を炊く仕組みで、容器から水がなくなると加熱が止まる。発想は優れていたが、炊き具合にばらつきがあった。

 問題点に気付いたのは、玩具メーカーなどを経て2018年に入社した直後だったが、仕上がりを安定...

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