鍛造技法で包丁を製造する山本将史さん。作った包丁は海外に輸出される=三条市
日本文化や和食人気に加え、インバウンド(訪日客)の増加で、日本の食品や製品の海外人気が高まっている。県内企業もこだわりの商品で、海外市場に打って出る。新潟県が強みとする食品や金物品は、世界でどう受け入れられているのか。人気の県産品や、海外市場を開拓する事業者の戦略を探った。
(報道部・荒川葉子)
高い品質、抜群の切れ味に世界中から熱視線!「三条の技術を次世代に」
三条市の刃物製造「聖工房」山本将史さん
カンカンー。三条市の刃物製造「聖(まさし)工房」の薄暗い作業場に大きな音が響く。親方の山本将史さん(50)が1千度以上に熱し真っ赤になった鉄を、金づちで手打ちすると火花が飛び散った。細かく寸法を測ることはなく、職人としての勘で作業する。「出刃包丁に刺し身包丁と、種類に合わせて成形していく」。聖工房で作ら...
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