トレーディングカードゲームの「遊戯王」で対戦=長岡市台町1の「カードショップXross」

 トレーディングカード(トレカ)が熱狂的な人気を集めている。

 トレカはアニメやゲームのキャラクター、スポーツ選手やアイドルなどが印刷されたカード。収集や交換を楽しんだり、40~60枚を使った対戦で勝ち負けを競ったりと遊び方は人それぞれだ。

 日本玩具協会(東京)によると、2021年度の「カードゲーム・トレーディングカード」の市場規模は前年度比45・6%増の1782億円。キャラクター玩具や知育系など主要玩具10品目の中で最高で、今最も人気なジャンルといえる。特に対戦型の「ポケモンカードゲーム」「遊戯王OCG」「デュエル・マスターズTCG」の3商品が市場をけん引している。

 カードは一般的に、5~15枚入ったパックで180~500円程度で販売されている。書店や玩具店、カード専門店で購入できるほか、中古品はリユース店やフリーマーケットアプリを通して売買されている。

 発行枚数が極めて少ないカードはレアカードと呼ばれ、ファンの間ではなんと1枚1千万円以上で取引されているものも。あまりの過熱ぶりに、トレカを巡る詐欺や窃盗もたびたび起きている。

 新潟県内でもトレカを扱う店舗が増えてきた。大人から子どもまで魅了するトレカブームをのぞいてみた。...

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