被災地に届ける台所用品を梱包する関係者ら=30日、燕市物流センター
被災地に届ける台所用品を梱包する関係者ら=30日、燕市物流センター

 能登半島地震の被災地を支援しようと、新潟県燕市は市内の産業団体と連携し、仮設住宅入居者向けに家庭用厨房(ちゅうぼう)用品のセットを届けるプロジェクトを始めた。会員・組合員企業から無償で寄せられた鍋など16種類38品を箱に詰め、第1弾として2月に入居が始まる石川県の珠洲市と輪島市へ計58セット発送する。

 燕市は中越地震や中越沖地震、東日本大震災の際にも台所用品を被災地へ届けてきた。今回も燕商工会議所や吉田、分水の両商工会、日本金属洋食器工業組合、日本金属ハウスウェア工業組合、協同組合つばめ物流センターと燕市で準備を進めてきた。

 第1弾の梱包(こんぽう)作業は1月30日につばめ物流センターで行わ...

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