
東京電力は2月19日、原子力規制委員会原発推進を担う経済産業省から安全規制の役割を分離させ、原子力規制に関する業務を一元化した組織。東京電力福島第1原発事故を受けて発足した。国家行政組織法3条に基づき、人事や予算を独自に執行できて独立性が高い「三条委員会」として環境省の外局に位置付けられる。衆参両院の同意を得て首相が任命する委員長と委員4人で構成する。の会合で、7日に福島第1原発で汚染水約1・5トンが漏れた原因は、弁の開閉操作の人為ミスだったと報告した。規制委の伴信彦委員は「(法律に基づき廃炉作業の手順を定めた)実施計画違反の疑いがある。原因や...
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