選果員が1本ずつ実の大きさや色つやを確認した選果作業=4月11日、新潟市南区鷲ノ木新田
選果員が1本ずつ実の大きさや色つやを確認した選果作業=4月11日、新潟市南区鷲ノ木新田

 キュウリの出荷量が新潟県内トップの新潟市南区で、ブランド野菜「しろね きゅうり王子」の出荷が始まっている。4月11日も南区白根地区の選果場には朝採りの実が持ち込まれ、大きさや色つやを確認後、次々と箱詰めされた。

 きゅうり王子は、2021年度にブランド化された。朝採りで長さ19センチ以上25センチ未満、重さ80〜140グラムなどの条件を満たした実が認定される。

 2024年は生産者58人が約6ヘクタールで栽培し、約900トンの出荷を見込む。柔らかい実が特徴の春キュウリは、5月中旬から6月中旬までをピークに、7月中旬ごろまで出荷が続く。

 南区のJA新潟かがやき白根野菜流通センターでは4月11日、約...

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