
柏崎刈羽原発
東京電力ホールディングスの小早川智明社長は4月30日、東電本社で記者会見し、「電源の安定性の上でも柏崎刈羽原発の再稼働に注力する」と述べた。その上で「(地元に対し)直接的、間接的なメリットを感じてもらう方策は重要だ」とし、今後検討していく考えを示した。
2024年3月期連結決算の発表会見で答えた。
小早川氏は東電の主要な電力供給エリア外の新潟県住民に再稼働のメリットをどう伝えるかとの質問に対し、原発の再稼働が進む西日本エリアに比べ、東日本エリアの電気料金が高い状態だと指摘。
考えはまとまっていないとした上で、一例として「(再稼働することによって)今後大きなデータセンター、半導体工場の誘致など...
残り168文字(全文:468文字)