
南魚沼産コシヒカリなど3種類のご飯の食べ比べを行う国際大の学生たち=南魚沼市六日町
新潟県の南魚沼産米の世界進出に向けた検討を進めていこうと、国際大学(南魚沼市国際町)の外国人留学生の意見を聞く交流会が、南魚沼市六日町の県南魚沼地域振興局などで開かれた。留学生に味や販売方法などを聞き、輸出強化に向けた可能性を探った。
県南魚沼地域振興局の主催。南魚沼市によると、南魚沼産米の2023年度の生産量は推定で約2万6600トン。そのうち輸出用は約200トンで、全体の1%に満たない状況だ。交流会は、今後見込まれる国内の需要減少に備え、海外戦略を進めていくために企画された。
交流会には、世界各国の留学生約30人と、南魚沼市や新潟県湯沢町、JAみなみ魚沼の職員ら約30人が参加。南魚沼産コ...
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