青森県の宮下宗一郎知事(左)を訪ね、安全協定締結に賛同する意向を示した、むつ市の山本知也市長=24日、青森県庁
青森県の宮下宗一郎知事(左)を訪ね、安全協定締結に賛同する意向を示した、むつ市の山本知也市長=24日、青森県庁
むつ市の中間貯蔵施設に使用済み核燃料が運ばれる予定の柏崎刈羽原発

 2024年夏にも原発の使用済み核燃料原発で一度使用した燃料。原発の燃料は原料であるウラン鉱石を加工し、焼き固めた「ペレット」と呼ばれるものの集合体で、使用後も見た目や形は使用前と変わらない。使用済み核燃料の中にはウランやプルトニウムなどのまだ燃料として使える資源が95~97%残っているとされる。の搬入が始まる計画の中間貯蔵施設原発で使い終わった核燃料を再び使用できるように再処理するまでの間、一時保管する施設。青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場の稼働が遅れる中、原発内の使用済み燃料プールの貯蔵容量にも限界があり、電力各社は対応を迫られている。青森県むつ市に施設を持つ「リサイクル燃料貯蔵」(RFS)は、東京電力と日本原子力発電が出資している。(青森県むつ市)を巡り、山本知也むつ市長は7月24日、青森県庁に宮下宗一郎知事を訪ね、県・市と事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)による...

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