新潟県柏崎市は8月26日、能登半島地震で液状化被害を受けた住宅について、宅地の傾斜復旧工事や地盤改良を行った市民に、最大766万6千円を補助することを、市議会の委員協議会で明らかにした。対象は原則、準半壊以上のり災証明書を受けた住宅で、一部損壊の住宅でも適用となるケースがある。市は6件の申請を見込み、10月に受け付けを開始する予定。

 対象工事は、地盤や擁壁の復旧、住宅下の地盤改良工事、ジャッキアップによる住宅の傾斜修復など。着手済みや完了している工事も対象となる。

 補助対象経費の上限は1200万円で、少額工事に該当する50万円分を除いた3分の2を補助するため、補助額の上限は766万6千円とな...

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