さまざまな香りや色、効能を持つハーブ=新潟市西区のハーブランドシーズン(写真映像部・金子悟撮影)

 一日の終わり。ふうっと一息つき、今の気分に合ったハーブを選んでお湯を注ぐ。きょうは胃腸が弱っている気がするので、消化器官に良いというカモミールティーにしよう。

 疲れた体を心地よい香りが癒やしてくれる。その日頑張った自分へのご褒美の時間だ。

 ハーブにはさまざまな効能があり、活用方法も多様だ。料理に取り入れたり、入浴剤として使ったり、病気やけがを治す薬草にしたりすることができる。

 例えば、柔らかな香りが特徴のラベンダーは鎮静、抗菌作用があり、肩凝りや腰痛などに効くそうだ。爽やかでほんのり甘い香りのルイボスは、代謝促進作用があり、冷えや便秘に効果的だという。

 新型コロナウイルスの影響で、家で過ごす...

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