ほ場整備の実施区画で栽培されている枝豆を視察する研修会の参加者=阿賀野市蒔田
ほ場整備の実施区画で栽培されている枝豆を視察する研修会の参加者=阿賀野市蒔田

 水田の大区画化や用排水路整備など「ほ場整備」の実施地区で、収益性の高い園芸作物を育てるための研修会が、新潟県阿賀野市笹神地区で開かれた。新潟県内の農業者らが参加し、ブランド枝豆「えんだま〜縁玉〜」を栽培する笹神地区の集出荷施設とほ場を訪れ、園芸作物を栽培、出荷する体制や工夫について学んだ。

 園芸産地の育成や拡大を図ろうと新潟県が主催。新潟県内のほ場整備地区の農業者や市町村、土地改良区、農協の担当者ら約130人が参加した。

 えんだまは、2019年に旧JAささかみが立ち上げたブランド。有機質肥料や地元産堆肥を使った独自の基準にのっとって、39軒の農家が22ヘクタールで育てている。

 8月下旬に開か...

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