
脱原発の立場で活動する市民らでつくる団体「柏崎刈羽原発再稼働東京電力福島第1原発事故を踏まえ、国は原発の新規制基準をつくり、原子力規制委員会が原発の重大事故対策などを審査する。基準に適合していれば合格証に当たる審査書を決定し、再稼働の条件が整う。法律上の根拠はないが、地元の自治体の同意も再稼働に必要とされる。新潟県、柏崎市、刈羽村は県と立地2市村が「同意」する地元の範囲だとしている。の是非を県民投票で決める会」は10月2日、新潟県市町村課に対し、県民投票実現に向けた署名開始に必要な条例制定請求書を提出した。その後、新潟県庁で会見し、衆院選投開票日翌日の28日から署名を開始することを明らかにした。
署名集めは2025年2月までを見込んでおり、有効数に達すれば3月ごろまでに県へ署名簿を提出して直接請求する方針。直接請求後は、知事が意見を付けて県議会に条例案を提出し、県議会で可否が判断される。
9日にも署名集めを行う「請求代表者」の証明書が県から交付される見込み。選挙期間中は署名禁止となるため、28日から署名集めを行...
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