
柏崎刈羽原発
東京電力は11月14日、柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。(新潟県)で7月に、刃物の持ち込みに必要な書類の書式が切り替わっていたにもかかわらず、協力企業の作業員が古い書式で申請し、刃物が構内に持ち込まれる事案があったと明らかにした。作業員、書類を点検した警備員とも、古い書式でも有効だと誤認していた。
テロ行為などに悪用される恐れがある工具は、持ち込む際に使用期間を記載した書類を申請し、警備員の点検を受ける必要がある。東電によると7月26日、正門から原発構内に入る際の点検で見落としがあった。直後に別の警備員が気付き、刃物を構内から出すよう作業員に指示した。
14日に開かれた...
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