柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 東京電力は1月14日、新潟県の柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。5号機内にあり、原発で事故があった際に指揮命令拠点となる「緊急時対策所」の衛星電話1台が故障し、予備品と交換したと発表した。2024年11月にも別の衛星電話1台が故障しており、メーカーに調査を依頼する。

 東電によると、衛星電話は常設の設備で、1月14日に月例の点検をしたところ、発着信ができなかった。2024年故障した電話とメーカー、年式、型式が同じだった。他の4台と、交換した予備品に異常はなかった。...

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