
柏崎刈羽地域産のコメの品質向上や収量確保のため、県やJAえちご中越などでつくる「柏崎地域農業振興協議会」が刈羽村で、稲作農家らを対象に研修会を開いた。夏の暑さに強いコメ作りや、倒伏の防止を目指し、基本的な技術を再確認した。
研修会は5日にあり、柏崎市や刈羽村などの農家約200人が参加した。
JAえちご中越などによると、2024年に集荷された柏崎市と刈羽村、長岡市小国町産のコシヒカリの1等米比率は88・2%で、平年を上回った。だが、イネが必要以上に伸びて倒れる倒伏などが原因で、収量はやや低下した。
25年産米について、県柏崎地域振興局の担当者は「作付け後は日照不足で生育の進みが遅い」と説明した...
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