
公聴会の運営方針の見直しを求める田中忍さん(右から2人目)=17日、県庁
県が29日から実施する東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題に関する公聴会について、県民有志でつくる団体(田中忍代表)は17日、一般傍聴を認めることや花角英世知事の出席を求める要請書を県に提出した。
要請書には公述人の選定基準を具体的に公表することや、再稼働への賛否に関する応募者の割合を明らかにすることも盛り込んだ。
公聴会は8月31日まで県内5カ所で実施。県民の傍聴は認めず、音声をオンラインで配信する方針。公述人が許可すれば映像も配信する。花角知事は自身の出席について「物理的に難しい」と説明している。
県庁で会見した田中代表は「公述人を選ぶ基準が明らかにならないと、作為があるのではないかと不信感...
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