
水中スピーカーを手に音楽を聞かせた稲の生育について話す螢の里の石田寿久社長=上越市頸城区
上越市頸城区の農業法人「螢(ほたる)の里」は、市内の水中音響機器メーカー「ウエタックス」と連携し、稲に音楽を聞かせて育てる取り組みを始めた。稲の発育促進が期待できるといい、収穫後にコメの食味への影響も検査する。関係者は「上越産米のおいしさを高め、全国に広めるきっかけになるといい」とし、ブランド化を目指している。
螢の里は、約153ヘクタールの田んぼでコシヒカリやみずほの輝きなど計11品種のコメを生産。減農薬・減化学肥料の栽培に取り組み、市のふるさと納税返礼品にも採用されている。
取り組みは、...
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