柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡り、県民投票条例の制定を直接請求した市民団体が、新たな組織を立ち上げる。再稼働問題に関心のある団体や個人をつなぎ、課題の共有や問題提起などを行うのが狙い。4日に新潟市中央区で設立集会を開く。

 条例制定を求めた市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」(世話人・水内基成弁護士ら)は、4月の県議会臨時会で条例案が否決された後も存続。「県民が声を上げ続けるための仕組み作り」を進めるとしていた。

 新たな組織は「柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワーク」として活動する。メーリングリストで再稼働問題について情報共有を図るほか、メンバー間の議...

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