
報道陣の取材に応じる東京電力の小早川智明社長(中央)=24日、柏崎刈羽原発
花角英世知事が21日に東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を容認する一方、テロ対策上の不備などが相次ぐ東電に信頼性の回復を求めたことについて、東電の小早川智明社長は24日、報道陣に「真摯に受け止めなければならない」と述べ、改善に向けた活動や安全対策の広報に努める考えを示した。
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柏崎刈羽原発6号機は来年1月にも再稼働するとの見方が出ている。公明党の原発視察後、報道陣から再稼働の時期を問われた小早川社長は「県議会での判断が出てから内部で工程を検討する」と明言を避けた。
公明党の視察時、斉藤鉄夫代表らに対しては「安全性を高め、地域から信頼をいただけるようにすることが私の責任だ」と話した。...
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