能登半島での放鳥に向け訓練中のトキ。餌を取ったり飛んだりする力を養っている=4月、佐渡市新穂正明寺(環境省提供)
能登半島での放鳥に向け訓練中のトキ。餌を取ったり飛んだりする力を養っている=4月、佐渡市新穂正明寺(環境省提供)

 石川県能登地域の羽咋市で31日に行われる本州初のトキ放鳥まで、1週間を切った。佐渡を中心に人工繁殖が進み、2008年から佐渡島内で32回、計530羽が放たれて野生下の個体数は安定したため、トキの野生復帰は本州中心へと移行する。佐渡の教訓や経験を生かし、野生定着を目指す一大プロジェクトは新たなステージに入る。

 能登地域は、1970年に本州最後のトキ「能里(のり)」が保護のため捕獲された地。佐渡の放鳥トキが一時的に渡ったことはあるが、本格的に空に舞うのは56年ぶり。2024年の能登半島地震からの復興の象徴となることも期待され、能登地域で受け入れ準備が進む。...

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