柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 東京電力は4月13日、新潟県に立地する柏崎刈羽原発で、核燃料を扱うため立ち入りが制限される「防護区域」に入る際の点検で、東電社員の所持品から持ち込みが許可されていないスマートフォンが発見されたと発表した。手前の「周辺防護区域」での手荷物検査で見落とされた。

 東電によると1月19日、柏崎刈羽原発6、7号機周辺の防護区域に入る際の点検で、スマホの持ち込みが判明した。事前に申請し許可を得れば、防護区域でも持ち込みは可能だったが、手続きを済ませていなかった。社員はスマホを持っていることを忘れていたという。

 手荷物検査の見落としを受けて東電は、検査手順の一部見直しや持ち物の事前確認を徹底するよう周知し...

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