能登半島地震を受け、新潟県災害対策本部が1月5日午後1時時点でまとめた情報によると、4日時点と比べて新たに新潟、長岡の両市でそれぞれ1人ずつ重傷者が確認されたと発表した。これまでに確認された負傷者も含め、人的被害は4日時点より8人増え、計42人となった。住宅被害は上越市や燕市などで新たな被害が判明し、4日時点より172棟増え、県内で計696棟に上っている。
新潟県内の人的被害は重傷者5人、軽傷者37人。重傷者の内訳は新潟市1人、長岡市1人、見附市2人、上越市1人。軽傷者は新潟市19人、長岡市、糸魚川市、上越市4人などとなっている。
住宅被害は1月4日時点と比べて、新たに一部損壊が計172棟増えた。内訳は上越市が127棟増の230棟、燕市が29棟増の46棟、新潟市が4棟増の142棟などとなっている。
上越市茶屋ケ原で起きた土砂災害で通行止めになっている国道8号について、現在も復旧作業が進められており、通行止め解除の見通しは立っていない。
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