
柏崎刈羽原発の警備状況などについて話し合った県原子力発電所警備連絡会議=2月8日、新潟市中央区
新潟県に立地する柏崎刈羽原発の警備について、関係機関が連携の強化を図る「新潟県原子力発電所警備連絡会議」が2月8日、新潟県警本部で開かれた。関係5機関の幹部らが参加し、原発警備の情勢や今後の取り組みなどを確認した。
ロシアのウクライナ侵攻で原発が標的になったことを受け、警察庁が2022年12月、原発関連施設がある13道県に警察を事務局とする連絡会議を設置した。新潟県の連絡会議は新潟県警、原子力規制庁、東京電力、海上保安庁、陸上自衛隊で構成され、開催は2回目。
会議は冒頭のみ公開され、新潟県警の山田知裕本部長が「イスラエルとハマスの戦闘が激化するなど国際情勢は一層緊迫化している。警備を万全なも...
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